やりがいを感じられるケアハウス

ケアハウスは高齢者の自立を目的とした施設です。介護職としてケアハウスに関わる魅力としては、やはり直接高齢者から感謝の言葉をもらいやすい点にあるでしょう。入居者一人ひとりの特徴を覚えて、心身ともにケアすることで徐々に信頼も得られますし、特定の介護士さんだからこそ気軽に話せるという高齢者も少なくありません。また、ケアハウスにも2種類あり、一般的なケアハウスでは食事や清掃、洗濯を介護士が担当しますが、介護型ケアハウスでは介護士が各種介助を行います。一般的なケアハウスの場合、あくまで自立を目的とした支援となるため、介護型ケアハウスほど負担は大きくならないでしょう。介護士に付き物の仕事の負担を軽減できるのは、大きいはずです。

また、ケアハウスは軽費老人ホームC型の通称であり、60歳以上が入居できるシステムです。A型になると75歳以上が対象となるため、より介助を行う頻度は高くなりますし、認知症の症状が進んでいる高齢者も少なくありません。介護士に多い悩みとして、認知症を抱えている高齢者から覚えてもらえない、というものがあります。必ずしもその悩みから解放されるとは言えませんが、一般的なケアハウスならそうした悩みに悩まされる可能性は低くなるでしょう。他にも、ケアハウスは各施設ごとに様々な特色を出している事が多く、求人ごとにバリエーションが豊富です。自分に適した求人を探しやすいことも、利点と言えるでしょう。